こんにちはKanameです。 ヾ(・ω・ )
「お客様は神様です 」 と言ったのは
三波春夫先生ですが・・・
先日初めてお電話頂いたお客様、
お名前や生年月日等、ひと通りお伺いした後
「登録に10分ほどお時間を頂きますので」と
申し上げたところ「なんでそんなに時間が
かかるんですか、早くしてくださいね」との事。
できるだけ早くと作業を進めていると5分も
しないうちに電話が入り「遅すぎ! いつまで
待たせるつもり!」とご立腹
「もう少しお時間頂けますか」とお尋ねすると
「もういいから登録消しておいてちょうだい!」 と
言って一方的に電話は切れました。
10分が待てないのなら時間に余裕の
ある時に電話すれば良いのにと思いますが、
こういった自分勝手な思考の人には通用しません。
自分は客だから自分の都合に合わせるのが
当然だ と思ってますからね。( ̄▽ ̄;)
長い間、こうした「お客様は神様」という 考え方が世の中を
支配していましたが 最近は様相が変化してきました。
お客の過度な要求を受け付けていては、大切な
従業員がストレスで辞めてしまい、人手不足も
あり人材に窮するようになったからです。
モラルのないお客と従業員、どちらを
大切にするかだなんて考えなくても 分かりますよね。
以前、賃貸物件の仲介会社に勤めている
友人に聞いたのは「入居希望者は家賃が
払えれば何処でも入れる、と思っている
みたいだけど、住民票はもちろん、収入証明や
家賃保障の加入等、様々な審査があって
大家さんの中には属性を見て入居拒否をする
場合も少なくないのよ」と言っていました。
確かにトラブルを起こしそうな人には
誰だって入ってもらいたくないですよね。
ゴミ出しをキチンとしない、生活音がうるさい、
家賃が遅れる、隣室に対して常識外の文句を
付ける、鍵をなくした、トイレが詰まった、
駐車場に知らない車が停まっている等など、
不動産のトラブルは想像以上に多いそうです。
昔は大家さんが物件の管理をしていることも
よくあったそうですが、今は不動産会社が
全ての対応をするそうです。
こうした事から「社内の判断で入居を
お断りする事もある」と友人は言っていました。
IT化が進み、情報が収拾され様々な形で
個人情報が紐付けされ、業界同士で 情報が共有されています。
自分はお客様だと思っていても、実は査定される側になっています。
悪い意味での「選ばれし者」にならないように
しないといけない時代になった、という事ですね。
さて文頭のお客様のお話には後日談があります
2日後にまた「初めてなんですけど・・・」と 電話がありました。
かけたことすら忘れている のも驚きますが、
せっかちな話し方や 要求は以前と同じです。
モチロン丁重にお断りしましたが、最後は
意味不明の言語をいくつも発していらっしゃいました。
当然に「選ばれし者」へ登録させて頂いたのは
言うまでもありません ε=( ̄。 ̄;A